6月の爪

紫陽花が好きなのでそれっぽいことばっかりしてた。

 

 

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ベースカラーessie 547二度塗り×OPI T53二度塗り)がうるうる~って感じで、水たまりみたいで綺麗な色合いだった。

 

 

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初めて使ったエリコネイルのパステルパールバイオレットホロ、かわいい~っ!!普通にしているとバターが溶けたようなてろりとした色で、角度によって青白く光る。
上の失敗を生かして、あじさいの花びらは4枚に。やっぱりこっちだな~。おはなアートの中心にはより立体的なブツを使うと締まって見えていいかも

 

 

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インスタで見たデザインを参照。
ジェルネイルをポリッシュで再現って難しい…ぼやけた紫陽花がかわいいなあと思ったのだけど、ぼやけさせるのに四苦八苦した。濃い青と紫をそれぞれスポンジで軽くぽんぽん、上からシアーホワイト(essie 423)を二回、シアーグレー(OPI T54)を一回重ねてこんな仕上がり。うーん!ちがう!スポンジじゃなくて薄め液を使えばよかったかな。紫陽花には見えないけど、これはこれってことで…
画像の中指と小指はH19、423、T54を重ねたら、血の気はないけどクールすぎないグレーになった。黄変を隠そうとするとどうしても厚塗りになっちゃうのが困るね

 

しかたがないこと

就活は本当に本当につらかった。そもそも自分の考えを人前でしゃべるなんてことから逃げてて来た人間だ。注目されるのが嫌だった。外見を多くの人の目に晒すことも、私と言う人間の中身を知られることも嫌だった。

まともな思考回路を持っていなかった。人並みの愛想もなかった。はきはきとしゃべることすらできなかった。

うさんくさい自己PRを、しどろもどろで話していた。絞りだしたそれは、決して嘘はついていないが、説得力に欠けていて話していくうちに意気消沈していくような種類のものだった。自滅。

同じ就活生たちの、堂々とした態度!いきいきとしたアピールポイント!彼らは本当に、さきほどまで街をダルそうに歩いていた人間と同じなのだろうか?

 

逃げたくて逃げたくて嫌々になって、その結果がこれ。もしも戻れるなら、戻りたくないけど戻りたい。でも、きっとまた同じ失敗を繰り返す気がする。だって私は去年から何も変わっていない。それどころか、方向を間違えたままこんなに歩いてしまった。

変わりたいって何回思っても私は私なんだなあって、諦めるなら他に身の振り方があるのかなあ。しかたがないってそんな自分を受け入れられたら、それこそ私じゃない。

 

ウィークエンドはいつも侘しい

計画だけを置き去りにして、土日は過ぎていく。日曜日の午後は嵐の前の静けさ

 

凹むと、手帳に日記もどきが書けなくなっちゃう。あっちではなるだけ本心を書きたいと思っていて、なんとなく気分がいい時は些細なことも書いておきたくなるけど、打ちのめされると開きもしなくなる。わかりやすい。自分を見つめなおすことも現実と向き合うこともしたくないんだね。だからいつまでもこんなん。ううう

 

 

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おとうさんありがとう

テクマクマヤコンテクマクマヤコン

研修で□市に行った。久しぶり。三大都市圏には遠く及ばないけれど、やっぱり都市部はいいなあと思う。立ち並ぶビルに人混み、数字で埋まる交通機関の時刻表。欲しいものは手の届く範囲にあるような気持ちにさせられる。

 

笑っていたつもりなのに眉を顰めているように見えたらしい。表情って怖いね。誰かと対峙しているときは自分の顔を見られない。鏡を見るときは自宅かトイレか、大抵リラックスしているときだから、緊張しきった自分の表情なんてわざわざ撮影でもしなきゃ見られないだろう。

「お客様」と顔を合わせる機会は恐らくないのだけど、そうでなくたっていつまでもコントロールできていないことが恥ずかしい。指摘されたら、ますます縮こまってしまった。私の大部分を占める卑屈さをタフさに変えられたら、こういう場で自然に笑えるようになれるんだろうか。とりあえず応急処置として、伸びすぎて横に流している前髪を切って眉を隠したい。効果には期待できないけれど。

VS逆さまつげ

疲れきって元気がまるで出なくって、そうなると太陽に向かわんばかりにすくすくと真上に伸びる私の下まつげは途端に眼球にペッタリと張り付き、じわりと涙が浮かんでくる。 いやだなあ。 そんなんじゃないのに、この涙は感情の激動によって出たものじゃないのに、私の中では理性が勝っているのに、動かぬ証拠がそこにはある。 そりゃあ確かにひとりになれるならなりたいと思っているとしてもね。ばつが悪い。

これからは後始末

 夢や目標を持って、私はそこで終わりにしてしまう。具体的な方法は考えない。夢は夢で、たまに思い出して幸せな気持ちになるための空想のネタの一つだった。夢を現実にするなんて考えたこともなかった。

 カイシャの人たちと小さいころの夢について話した。私の夢は小説家になることだった。理由は、外に出て多くの人と交わっていくなんて想像もつかなかったから、家の中できる仕事が良かった。それだけ。小説なんて書こうともしなかったし、想像力だって人並み以下のものしか持ち合わせていなかった。でも私は長いことその実現不可能な夢を自分の未来だと思い続けていた。自分が小説家になれないと気付いたのは、学校に制服を着て通うようになってずいぶん経った頃。地に足をつけた将来設計をしている同級生たちの話を聞いて、冷や水をぶっかけられた気持ちになった。なんて長い間白昼夢に閉じこもっていたんだろう。私は、夢みたいな夢を、大学を卒業したらカイシャインになろうという、ぼんやりとした目標にこっそりとすり替えた。

 なんとかカイシャインになった。ぼんやりとした夢は現実になり、そこでは課題解決のための道筋が求められる。私には見えない。足りない物が多すぎる。職務スキルとか、そんなのはまだ求められちゃいない。私には確かに足りない物がある。誰かと向かい合うたびにそれをひしひしと感じる。一朝一夕では身につかないもの。何より先に消えたいと思ってしまう私にはもしかしたら一生手に入らないかもしれない。私はそろそろ現実を現実として受け止める覚悟を持たなければ。