向上心のないものは

会社で凹んだ出来事があったのだけれど、暗闇の中を歌いながら自転車漕いで帰宅して、夕飯代わりに母が送ってくれた林檎を丸かじりしていたら、いい感じに忘れてきたのでオーケーオーケー。ってダメなんだろうけど。

 

何がダメって、それは私のすべて!根本的に人前に出られる人間じゃないのね。性格の暗さ、悪さ、陰湿さ。アクの強い存在感の薄さ(矛盾してるぞ)。 気付いた時にはもう遅かった。治せるものなら治したい。簡単にできるものではなく、私は私のままでいる。開き直ったわけでも改善方法を模索しているわけでもないから、なにがしたいんだろう?なーんにもしたくないな。できれば誰にも気付かれずに消えたい。あるいは目が覚めたら性格のいい人間に生まれ変わりたい。夢みたいなことを言っているね。本当にバカ。

職場には恵まれていると思う。でも私は未だにおどおどしているし、うまく雑談に混ざれないし、空気も読めないし、仕事も遅いし、もういやだ泣きたい。部署の中で私だけが、はまりきれていないパズルのピースみたいな感じ。新入りだからってことじゃないんだろうな。他の人なら、もっとうまく楽しくやっていくんだろうな。私が私である以上、どんな職場でも似たような悩みで辞めたくなるんだろう。生きていくうえでは働く、というコマンドしか表示されない身分としては、なんとかここにしがみつかなきゃならないんだけど。そうだ、私は何としても働かなくてはならない。ここにいれば40年後の自分を守れなくても、たまには美味しいごはんを食べるくらいの生活は約束できる。こうやって低レベルなことで律しなきゃ、すぐにでも自分を甘やかしてしまいそうだ。空想は麻薬だ。私の脳は、そんな麻薬でくたくたに溶けかけているに違いにない。現実を忘れて楽な方へ進みそうになる。

大学生の時と、就活がうまくいかなくて常に泣いているような気分だった頃と、なんにも変わってないね。環境が変わっても、私は私で。嫌だと思えても、そこから動くすべがわからず、考えられず。いつまでわたしと付き合わなきゃいけないんだろう。いやだなあ。人生は丸ごと罰ゲームみたいなものだ。こんなんだからダメなんだね。しってる。