頭の中のもやもやを言葉にするとなんて陳腐に響くんだろう。笑っちゃうよね。よくずっと話を聞いてくれてたよね。

だめだな。ある領域においては完全に経験が足りていない。叶わないし敵わない。空白の過去を見透かされているから救いようがない。取り立てて誇るようなことでも逆に惨めがるようなことでもないのだろうけど、虚勢を張ってしまいたくなる。お見通しなんだろうけどね。私の極端なところとか話し方の癖とかへたくそな身繕いなんかで。自分の年齢に追い付かない。

誰か私のことを好きになってくれって思いながら鏡を見たら今日も変わらずブスでした。