上司も教育係の先輩も部署の人たちも死ぬほどやさしいのに、私のこのどうしようもない感じ。他の人だったらもっとうまく立ち回れていたんだろうな、とかとか、見えない相手と自分を比べることをやめられない。

今日は先輩が有給を取ったからとてもさみしかった。休まないで下さいよーって軽口で言える関係になりたいな。無理そうだな。というか、先輩は私がどんなにさみしかったか、どれだけ先輩のことが好きなのか(他意はない!)、尊敬してるのか、知らないのだろう。だって伝えられていないから。私は、コミュニケーションを取るのが恐ろしく下手くそだ。本音を冗談めかすことなんてできないから、きっと一世一代の愛の告白みたいになっちゃう。違うんだけど、みんなが普通にやっているみたいに純粋な気持ちを伝えたいだけなの。

誰かに話したいこと、聞いてみたいことはたくさんあるのに、いざ誰かと対面すると私の考えがいかに浅はかだったかということに気がついてしまう。そうなると私はだめで、どんな言葉だって出てきやしない。もう、笑ってごまかせ、なくなってきているんだよね。年齢も、立場も。だからって何を話せばいいのか。言葉が溢れてくるようにいきいきと話す人は素敵だな。私は枯渇している。社会的生き物なんてやめたい。