宇宙で塵を探すような

 優しさに甘えているし、気を使われていることにも気付けない。こちらの意思を向こうに伝えることだって、繋ぎとめる道具になるのだということに、私はいつもタイミングを逃してから気付く。その場を一応和やかな雰囲気で終わらせたとして、先を望むのはなんて傲慢なことなんだろう。当たり前に、誰かの気持ちを掴むということをやってのけているから続いていくんだ。ある種の愛の告白。成功しそうにないです。きっと加減ができずに、重量オーバーでバッドエンド。